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August 31 ♢ФУТБОЛ(ソ連の救世主)Сосновский спас Советский Союз(ソスノフスキー、「ソ連」を救う) 28.08.09 00:57 ТЕКСТ: Евгений Трушин 8/27(木)に行われた、UEFA杯改めヨーロッパリーグ(以下EL)のプレーオフ(グループリーグ出場をかけての最終予選、と思ってください)、ベラルーシのBATEボリソフ対ブルガリアのリテクス・ロヴェチ戦の第2戦、BATEが延長戦の末に4-0で勝った試合についての、ガゼータ・ルーの記事です。 (おとなりブログでも取り上げました。)
При этом белорусам удалось маленькое чудо: в дополнительное время они вырвали в Ловече победу у местного «Литекса», проиграв в первом матче на своем поле со счетом 0:1. この試合でベラルーシの選手たちはささやかな奇跡を起こした。彼らは、ホームでの第一戦では1-0で負けていたが、敵地ロヴェチにおいては延長戦でホームのリテクスから勝利を奪い取ったのだ。
*При+前置格(~のとき、~に付随して) *белорусам(複数与格)<белорус「ベラルーシ人」<Белалусь *удалось<удаться/удаватся「首尾よく~する」 現在形:удамся/удашься/удастся/удадимся/удадитесь/удадутся 過去形:удался(аに力点)/удалась(後のаに力点)/удалось(оに力点) *проиграв(副動詞過去「~してから」「~したので」)<проиграть
Тогда наставники команд Виктор Гончаренко и Станимир Стоилов признали, что результат был несправедливым: преимущество БАТЭ, который год назад выступал в групповом турнире Лиги чемпионов, было громадным, однако белорусы не забили, а все решила грубейшая ошибка защитника Сергея Сосновского.
クラブの指導者ヴィクトル・ゴンチャレンコとスタニミル・ストイロフは、この結果は何かの間違いだとみなした。一年前チャンピオンズリーグのグループリーグに出場したBATEの優位性は極めて大きかったが、にもかかわらずベラルーシの選手たちは得点することができず、一方DFセルゲイ・ソスノフスキーの重大なミスが決勝点を献じることとなった。
*несправедливым(連辞の造格)<несправедливый *громадным(連辞の造格)<громадный *грубейшая(一種の絶対最上級:「極めて~な」)<грубокий 比較級:грубже 最上級:грубочайший
Хеппи-энд для БАТЭ получился в стиле лучших сценаристов Голливуда, команду вывел в следующую стадию именно Сосновский, который забил в концовке основного времени и поставил восклицательный знак в дополнительные полчаса.
BATEにとってのハッピーエンドは、ハリウッドの最高の脚本家が書いたかのように転がり込んできた。クラブを次のステージへと導いたのは他ならぬソスノフスキーだった。彼は規定試合時間の終盤に得点、さらに延長前半にも感動のゴールを挙げたのだ(直訳:感嘆符をつけた)。
*лучших(最上級)(複数生格)<лучший<хороший *вывел<вывести/выводить ※стадияは「段階」で、この場合プレーオフラウンドからグループリーグへ勝ち上がったことを指していますが、「ハリウッドの脚本家」と呼応して「劇場」「舞台」を連想させるようになっているような気がします。
У болгар уже не было сил сопротивляться, помимо Сосновского, в овертайме забил также Виталий Родионов.
ブルガリア人たちにはもはや抵抗する力はなかった。ソスノフスキーのほかにも、ヴィタリー・ロジオノフも延長戦で得点した。
*болгар(複数生格)<болгарин「ブルガリア人」 -инで終わってもруссиянинやангричанин、армянинなど(既出)とは別の変化。(грузин「グルジア人」も複数生格が語尾0のгрузин) *сил(否定生格(複数生格))→中性扱い⇒не было←былаやбылиではない<сила *овертайме(前置格)<овертайм<overtime
固有名詞についての解説 *Сергей Сосновский 同名のロシア人俳優(映画「巨匠とマルガリータ」とかに出演している)もいらっしゃるようですが、ベラルーシ国籍の1981年生まれのDF。190cmと巨体。これまで年間平均2点しか取ってこなかった(ディフェンダーなので)人がこの試合では値千金の2得点!
*БАТЭ BATE(バテ)ボリソフはфутбольный клуб Борисовского завода автотракторного электрооборудования(ボリソフ自動車トラクター電装品工場フットボールクラブ)の略で、ベラルーシ中央部にあるボリソフのサッカークラブ。昨年はヨーロッパチャンピオンズリーグ(CL)に予選第1回戦から勝ち上がって(これは凄いことです)ベラルーシのクラブとしてはグループリーグに初出場したばかりか、ユヴェントスには2分け、ゼニット(今回はELプレーオフで敗退した)にアウェイで引き分け、勝ち点3という結果を残し、一種の旋風を起こしました。 男性名詞扱い(もちろん不変化)、前置詞はв(←клуб)もна(←завод)もありようです。 例:Константин Зырянов: Будем надеяться на БАТЭ.(コンスタンチン・ズィリャノフ:BATEでは期待しよう)
*ПФК Литекс (Ловеч) リテクス・ロヴェチはブルガリアの都市ロヴェチにあるサッカークラブ。創立は1921年というから結構伝統があり、UEFAカップでは2001年と2006年に16強になったことがあります。昨シーズンのブルガリアカップを制してのEL出場でした。
※РЕЗУЛЬТАТ МАТЧА 試合結果 Литекс (Ловеч) БАТЭ (Борисов) 0:4 (дв) リテクス・ロヴェチ対BATEボリソフ0:4(延長戦) 27 августа. Раунд плей-офф 8月27日 プレーオフラウンド Ловеч, стадион "Градски". ロヴェチ・グラツキスタジアム Главный судья: Мануэль Грефе (Берлин) 主審:マヌエル・グレフェ(ハンガリー) Голы 得点 '86 0:1Сергей Сосновский 86分(0:1)セルゲイ・ソスノフスキー '95 0:2Виталий Родионов 95分(0:2)ヴィタリー・ロジオノフ '99 0:3Сергей Сосновский 99分(0:3)セルゲイ・ソフノフスキー '118 0:4Максим Скавыш 118分(0:4)マクシム・スカヴィシュ ※第1戦がBATE 0-1リテクスだったので、0-0のままだと2試合合計が0-1になってリテクスがBATEを下してグループリーグ進出となるところだったのですが、規定試合時間終了間際の86分にソスノフスキーがゴール!ここで2試合合計が1-1の五分となり(アウェイゴールルールでも決まらず)延長戦に突入。すると、この延長戦ではロジオノフ、ソスノフスキー、スカヴィシュと続けざまに3点が入り、終わってみれば2試合合計で1-4、BATEの大逆転勝利となりました。 August 17 ♢ФУТБОЛ(アラン対決に向けて)8/16(日)に対戦したロコモチフ・モスクワ対ツェスカ・モスクワ。
試合は2-1でロコモチフの勝利。
得点はБилялетдинов, 43 (1:0). Дзагоев, 61 (1:1). Сычев, 90 (2:1)
ディニヤル・ビリャレトジノフ、アラン・ザゴエフ、ドミトリー・スィチョフ
ロコモチフのの売り出し中の若人、アラン・ガタゴフ(スィチョフのゴールをアシスト)の、試合前のインタビュー記事より。
同郷のライバル、或いは幼馴染、ツェスカのアラン・ザゴエフのことを聞かれて。
Алан Гатагов: "С Дзагоевым мы из одного поселка".
アラン・ガタゴフ:ザゴエフとは同郷ですよ - С Дзагоевым вам предстоит встретиться на поле в воскресенье. В детстве играли друг против друга?
日曜日にはザゴエフと対戦することになっていますね。子どものとき、対戦したことはありますか?
- Нет, мы выступали в одной команде. У него бабушка из того же поселка, откуда родом моя мама. Часто вместе ездили на турниры. Я играл левого полузащитника, он - центрального. А друг против друга впервые оказались в матче дублей "Локомотива" и ЦСКА. Тогда была боевая ничья - 1:1.
いいえ、僕たちは同じクラブでした。。彼のおばあさんは僕の母の生まれ故郷の村の出身なのです。よく一緒に試合に行きました。僕は左サイドのMF、彼はセンターでした。初めて対戦することになったのはロコモチフとツェスカでの2戦です。そのときは1:1の引き分けでした。
アラン・ムラトヴィチ・ガタゴフ 所属:ロコモチフ・モスクワ ポジション:MF(守備的MF?)181cm71kg 1991年1月23日生まれ 出身地:ウラジカフカス(北オセチア・アラニア共和国)
ロシアのU21で活躍しつつあります。
一方のアラン・エリズバロヴィチ・ザゴエフは、既に何度も取り上げていますが、ツェスカ・モスクワのMF,セット・プレーのキッカーも務め、ロシアのフル代表にも定着しています。
出身地は同じく北オセチア・アラニア共和国のベスラン、1990年6月17日生まれ、171cm70kg
・・・ガタゴフの方が大人に見えるのは背が高いからかしら?実際にはザゴエフが半年ほど年上です。
アランというのはオセチア人男性にポピュラーな名前で、クバン・クラスノダールにもアラン・カサエフという選手がいます(1986年生まれ)。
あと、苗字にガ行やザ行の音が入り混じるのもカフカースっぽい感じがしますね。ガザエフ(昨季までのツェスカ・モスクワの、そして現在はディナモ・キエフの監督)とか。
姓の変化 Дзагоевの例 男性形Дзагоев 主格 Дзагоев 生格/対格 Дзагоева 与格 Дзагоеву 造格 Дзагоевым 前置格 Дзагоеве 女性形
主格 Дзагоева 生格 Дзагоевой 与格 Дзагоевой 対格 Дзагоеву 造格 Дзагоевой 前置格 Дзагоевой 複数形
主格 Дзагоевы 生格/対格 Дзагоевых 与格 Дзагоевым 造格 Дзагоевыми 前置格 Дзагоевых 名詞よりも形容詞、特に物主形容詞に似ています
мамин(お母さんの) 男性 мамин маминого маминому маминым мамином 女性 мамина маминой маминой мамину маминой маминой 複数 мамины маминых маминым мамиными маминых *друг против друга
друг друга「互いに」の変化 最初のдругは不変化、後のдругは男性名詞(活動体)の変化 (主格)/生格/対格 друг друга 与格 друг другу 造格 друг другом 前置格 друг(о) друге *того же<тот же「まさにその、同一の」 в одной команде「同じ」 откуда(関係副詞:先行詞はтого же поселка<тот же посёлок) родом(副詞「~の生まれ、出身だ」)出身地・出身階層・家系に使える、覚えておくと使えるフレーズ。副詞なので変化させなくてもいいので、とても便利。 *Она родом из Москвы. *Он родом из дворян. August 16 ◇КНИГА(8月後半版)※敬称は略させていただきますが、太字は知人の著作・訳書です。 ※出版年の記載がないものは2009年刊(2008年刊のものもあるかもしれません)。 ( 2009/8/16)『プロコフィエフ短編集』セルゲイ・プロコフィエフ著サブリナ・エレオノーラ、豊田菜穂子訳群像社1,890円2009年8月刊ISBN4-903619-16-3 C0397 ★このプロコフィエフはあのプロコフィエフですよ!作曲家の。自作オペラの台本は殆ど自分で担当、音楽物語「ペーチャと狼」(「ピーターと狼」)も自らの原案・脚本。名うての文筆家だったのですが、短編小説も存在したのです!日本滞在中に書かれたものもあるとのこと。
『サハリン島』アントン・チェーホフ著原卓也訳中央公論新社1260円2009年7月刊ISBN978-4-12-004052-8 C0098
『一枝の桜~日本人とはなにか』フセワロード・オフチンニコフ著早川徹訳中央公論新社840円2009年7月刊ISBN978-4-12-205183-6 C1198
『現代ロシア国家論~プーチン型外交とは何か』木村汎著中央公論新社2415円ISBN978-4-12-004048-1 C1030
August 04 ◇КНИГА(8月版)※敬称は略させていただきますが、太字は知人の著作・訳書です。 ※出版年の記載がないものは2009年刊(2008年刊のものもあるかもしれません)。
『ロストロポーヴィチ伝~巨匠が語る音楽の教え、演奏家の魂』エリザベス・ウィルソン著木村博江訳音楽之友社2009年7月刊ISBN9784276212009 http://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?Code=217240
『メイエルホリドな、余りにメイエルホリドな』伊藤俊也著れんが書房新社1260円2009年5月刊ISBN978-4-8462-0346 http://renga.uijin.com/book/bo_meiel.html 『モスクワ地下鉄―「地下宮殿」の世界―ユーラシア選書』岡田讓著東洋書店1890円2009年7月刊ISBN978-4-88595-867-0 http://www.toyoshoten.co.jp/index2.html ★『モスクワ地下鉄の空気~新世紀ロシア展望』(鈴木常浩著現代書館2003年刊)という本もありました。
『世界の絵本画家たち~ちひろBOX2』ちひろ美術館編講談社ART BOX1890円2009年7月刊 ISBN-13: 978-4062643030 http://shop.kodansha.jp/bc2_bc/search_view.jsp?b=2643030 ★損保ジャパン東郷青児美術館「ミリオンセラーの絵本原画と世界の絵本画家たち」展(7/11~8/30)のガイドブック?カタログ?不朽の名作エヴゲニー・ラチョフの『てぶくろ』、クヴィエタ・パツォウスカ(チェコ)、フィールーゼ・ゴルモハンマディ(イラン)、ドゥシャン・カーライ(スロヴァキア)等々。ロシアの画家の作品は他にタチヤーナ・マーヴリナ『ロシアの昔話』より「イワン王子と灰色狼」、マイ・ミトゥーリチ『コマンドルの島じま』、ヴィクトル・ドゥヴィートフ『ロシア民話』、ニコライ・ポポフ『クルイロフの寓話』、ユーリー・ノルシュテイン&フランチェスカ・ヤールブソワ『きりのなかおはりねずみ』があります。
『映画で学ぶ現代宗教』井上順孝編弘文堂2009年5月刊1900円+税ISBN9784335160585 http://www.koubundou.co.jp/books/pages/16058.html ★冒頭の地図でロシアにカテゴライズされている映画は「アンドレイ・ルブリョフ」「屋根の上のバイオリン弾き」「妖婆~死棺の呪い」。が、後2者はウクライナが舞台(帝政ロシア下のウクライナであるが)。日本(神道)の中にソクーロフの「太陽」、実に品のない映画「ボラット~栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習」がカザフスタンに入っていたりもする(「ボラット」はカザフスタンとは何の関係もない!と明言しておかないとカザフ関係者は怒るだろう)。趣向は良いと思うが、上記のようにふと首をかしげざるをえないような分類・記述が散見する。「妖婆」の監督がプトゥシコになっているが、この映画では彼の教え子二人の監督作品を監修したという立場です。「法王さまご用心」でパウロが「12使徒の名前の一つ」と書いているけれど、パウロは使徒ではあっても12使徒ではないのだが…。ポーランドやギリシャなどはもっと紹介すべき映画があるように思う。
『人形遣いの謎』クリスティアン・ヴァルスツェック著高柳英子訳未知谷2009年7月刊2520円ISBN978-4-89642-274-0 http://www.michitani.com/books/ISBN978-4-89642-274-0.html ★ドイツの児童文学。著者はボーフムの学校でドイツ語、ロシア語、音楽を教え、青少年の演劇活動に従事している方。ナポレオン戦争後のヨーロッパを舞台にしたアレクサンドル(この本の訳ではアレクサンダー)1世等実在の人物を織り込んだファンタジー。
『ノモンハン戦争~モンゴルと満州国』田中克彦著岩波新書819円ISBN978-4004311911 http://www.iwanami.co.jp/hensyu/sin/ 『ロシア人の見た幕末日本』伊藤一哉著吉川弘文館2009年3月刊ISBN978-4642080200 http://www.yoshikawa-k.co.jp/book/b34695.html 『後藤新平と日露関係史~ロシア側新資料に基づく新見解』ワシーリー・モロジャコフ著木村汎藤原書店3990円ISBN 9784894346840 http://www.fujiwara-shoten.co.jp/shop/index.php?main_page=product_info&products_id=1065 『もうひとつの日露戦争』コンスタンチン・サルキソフ著鈴木康雄訳朝日選書2009年2月刊1575円ISBN:9784022599513 ★上記4冊は朝日8/2掲載。
『アルメニアを知るための65章~エリア・スタディーズ№74』中島偉晴、メラニア・バグダサリヤン編著明石書店2100円2009年5月刊ISBN978-4750329895 http://www.akashi.co.jp/Asp/details.asp?isbnFLD=4-7503-2989-4 ★悲しいまでもアルメニア視点で書かれた(トルコ(「チュルク」と表記される)やアゼルバイジャンをはっきり敵視している)、貴重な本。アルメニアの主張がよくわかるので。出版社サイトの「エリア」区分では、アジアに分類されている(サッカーではUEFA(ヨーロッパサッカー連盟)傘下です)が、アルメニアとしては不本意なのではないか?
社団法人全国学校図書館協議会選定第42回夏休みの本(緑陰図書)より http://www.j-sla.or.jp/recommend/ 『四人の兵士』ユベール・マンガレリ著田久保麻理訳白水社1890円2008年7月刊ISBN978-4-560-09211-8 http://www.hakusuisha.co.jp/detail/index.php?pro_id=09211 ★1919年ソ連赤軍の4人の少年兵たちの一冬の体験を極めて淡々と綴ったフランス文学。ラストで胸をえぐられるような気持ちにさせられる。 『クラウディアの祈り』村尾靖子著ポプラ社1470円2009年3月刊ISBN978-4-591-10853-6 http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=49001310 ★TVドキュメンタリーとして放映され、第14回日本絵本賞読者賞受賞作品『クラウディアのいのり』(同著者、絵:小林豊、ポプラ社2008年3月刊)http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=20040300 さらには東京芸術座によって舞台にもなる(「クラウディアの祈り~或る帰国(ダモイ)」9/2(水)~9/6(日)新宿・紀伊國屋ホール)ノンフィクション。 |
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